lopoの夜 | 青パパの無限増殖ver.187

lopoの夜

前日から降り続いた雨音に耳を傾けつつ、布団に包まれたまま、けだるい日曜日の午後に流れるスポーツ番組を見るともなく眺める。
秋華賞の予想もしないうちに、あと30分でレースが始まる…日本オープンも最終組の緊迫した様相…エアメサイアかラインクラフトか…片山か伊沢か…
仕事帰りのNさんからの電話で起き上がると4時。週末のイベントがHさんの店で催されているとのこと。雨天遅延ではないのか…お店にもチラシで告知を出していたというのに。
シャワーを浴びておもむろに、柏尾川沿いの白い小箱へ向かう。途中、クーロン繋がりのWさんも見えていてわざわざ電話に出て下さる。5分くらいの図書館辺りを濡れた髪を振り乱し、歩いている最中。
早出してバーベキューやキムチ鍋の準備をしていたというAちゃんその同級生のSちゃんのマシンガントークをBGMに生ビールのグラスを重ね。ネパールの
NHK「アジア古都物語」プロジェクト
NHKスペシャル アジア古都物語 カトマンズ―女神への祈り
について教示を受ける。白い小箱の屋上からは柏尾川の静かな流れが見下ろしながら。のんびりと眺めるのは数年前の花見以来。
雨上がりで星も月も見えない空の下、足元の店からはギターの調べ、ブルースのうねり。