文学に魅入られる夜 | 青パパの無限増殖ver.187

文学に魅入られる夜

Chris Van Allsburg, 村上 春樹, クリス・ヴァン オールズバーグ
魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園

が好きな同い年のFさんがお店に来られると、話題は自然に文学へ。新訳の話から村上春樹の翻訳した小説に。フィッツジェラルド、レイモンド・カーヴァー、サリンジャー…
「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を「ライ麦」で読んだのは中学生。大学生で一度読み直したはず。白水社のイラストはピカソ!みんな変な顔がついてるなんて言いますけど。初期のUブックスを含めて部屋にかなりの冊数があり。ポール・オースター、ティム・オブライエンに触れた入口。
Fさんいわく、「村上春樹の翻訳ものって正直どうなんですか?」
レイモンド・カーヴァーの名前を初めて知ったのは高校生で「文学界」「群像」「海燕」を購読していた時期。今や新聞で見出しだけを眺める文芸誌。村上春樹・翻訳の見出しに惹かれて買ったのでしょう。
その後中公文庫、講談社の英語文庫などを購入して、ロバート・アルトマン「ショート・カッツ」で打ち止め?サイゴン時代も蔵書としてあったにしろ。
手元にあった「ささやかだけれど、役に立つこと」をFさんに。最良なのかはわかりませんが、新たな扉を開く鍵になれば。