運命の日、或いは。 | 青パパの無限増殖ver.187

運命の日、或いは。

ジューダス・プリースト
運命の翼

深夜に近い横浜駅で組み合わせの見出しが踊る号外をサイゴンの弟分S君と受け取ったのは、日韓ワールドカップの抽選会直後。夢の中で会えずにカラベルホテルの枕を濡らし?た、あの。みなとみらいで観覧車に乗り、クイーンズスクエアで食事。横浜駅に戻り、相鉄線でさがみ野駅付近のタイスナックでカウンターを並べつつグラスを重ね、戸塚へ。サイゴンで知り合い毎晩のように飲み、バンコクに行ってさえその飲んだくれのスタイルを崩さない… 週末、閉店後に乾杯ビール、焼酎ロック程度で済ます今が正常なのか。九月に再会を果たした当のS君は旧正月にサイゴンへ舞い戻り。出戻り大本命の兄貴分は相も変わらず戸塚の「ベトナム」に。歳月の過ぎ行く早さに驚き、運命の奇妙さ、見えない偶然の積み重ねに呻吟する。吐く息の白さはあの四年前と同じ。