メニューの紹介『デザート』
食後にはスイーツ。同腹でも別腹でも。
ライチフルーツ 380円 皮を剥いたライチはほのかに酸っぱくほのかに甘く。
グラスゼリー 380円 シンプルな味覚のゼリーの上からココナッツミルクをかけてお召し上がりください。
緑豆のぜんざい 380円 緑豆とタピオカのソフトな組み合わせにココナッツミルクのアクセントを加えて。
白玉のぜんざい 380円 米粉で作った白玉がココナッツミルクベースのシロップに浮かんでいます。中身は乾燥させたココナッツと緑豆をミックスしたものです。
三色ぜんざい 480円 グラスの中に、緑豆、タピオカ、小豆、グラスゼリーを入れ、クラッシュアイスを載せ、その上からココナッツミルクを注ぎます。グラスの中身をシェイクしながら召し上がるとお口の中ではストイックな甘味が。
- 著者: 内田 春菊
- タイトル: 24000回の肘鉄
メニューの紹介『ノンアルコール』
ベトナムドリンク
ココナッツジュース 350円 透き通った液体に内側の白い実が浮かんでいます。
マンゴージュース 350円 濃厚な甘味を凝縮してます。
ベトナム茶(蓮茶) 380円 さまざまなメディアでも紹介されているシンプルな中にも芯が通った風味のお茶。
ベトナムコーヒー 480円 蓮茶同様、メディアを通して広がりつつあります。濃い目に入れたコーヒーから漂うスイートなアロマと苦味のギャップがたまりません。
ベトナムレモンジュース 480円 ベトナム直送の塩漬けにしたレモンと、レモン汁、ガムシロが構成する独特な味わい。
ベトナムかぼすジュース 480円 小ぶりなかぼすの酸味がガムシロと融合したマイルドな飲み口。
ベトナム梅ジュース 480円 甘めに漬けた梅が醸し出す酸味は確かに遠く離れたベトナムのもの。
ベトナムジュース各種、甘さ・酸っぱさ調節できます。ソーダでも割れます。
ソフトドリンク
冒険しなくてもいいんです!
ウーロン茶 300円
オレンジジュース 300円
トマトジュース 300円
コーラ 300円
- 著者: 松浦 寿輝
- タイトル: 幽(かすか)
閑話休題
写真を準備できないまま、メニュー紹介を続けると単調になってしますので、趣向を変えてベトナム関連の小説を紹介してみましょう。
開高健『輝ける闇』『歩く影たち』紹介するまでもありませんが、私がサイゴンに住んでいたとき先住者たちの必読書でした。開高自身が朝日の特派員時代、足を運んだ場所について薀蓄を唸る人多数、懐かしき時代です。『輝ける闇』は『渚から来るもの』がベースになっていますが、絶版なので探すのは困難です。設定は架空の東南アジアの国となっています。
ティム・オブライエン『僕が戦争で死んだら』『ほんとうの戦争の話をしよう』大学時代に前者を読んでベトナム行きを決意したような気がします。後者は村上春樹が翻訳しています。娘が「お父さんは戦争の話ばかり書いて人を殺したことがあるんじゃないの?」と尋ねるシーンが印象的です。どう答えるかは本を読み解いてみてください。
ポール・オースター『リヴァイアサン』『ムーンパレス』オースター自身は戦争に行っていません。フランスで放浪していたのです。前者には主人公の作家が大雪で中止になった朗読会で、徴兵拒否をして刑務所に入っていた作家としりあい、「君はフランスに行き、僕は刑務所に入り、帰ってきた。そして、今はここにいる」とグラスを重ねます。後者は栄養失調になった主人公が徴兵検査ではねられます。
ジョン・アーヴィング『オーウェンのために祈りを』アーヴィングもまた戦争に行っていません。主人公の幼馴染のオーウェンがベトナム戦争に志願し、『ドゥン・ソ(怖がらないで)』『ナム・スン(伏せて)』の二語のベトナム語を馬鹿の一つ覚えみたいに繰り返します。結局、オーウェンは戦争にはいけなかったけれどもベトナム語は有効に機能し、かけがえのない命を救います。
細かいせりふについては記憶違いがある可能性大なので気づき次第修正します。今回の大統領選挙でネガティブキャンペーンの素材にも取り上げられていたようにベトナム戦争と青春がリンクした小説が生まれるのは歴史の必然なのかもしれません。
- 著者: ジャン=リュック ゴダール, Jean‐Luc Godard, 奥村 昭夫
- タイトル: ゴダール全評論・全発言〈2〉1967‐1985
メニューの紹介『サラダ』
鶏肉とキャベツのサラダ 680円 キャベツと人参をミックスしたサラダをお店特製のヌックマムをかけて、海老せんと共にお召し上がりください。
海老とキャベツのサラダ 780円 鶏肉とキャベツの姉妹版。
海老とパパイヤのサラダ 780円 お店の由来でもある熟れる前のパパイヤを千切りにしたサラダを食すシャキシャキ感は鮮烈な印象を残します。
レバーとパパイヤのサラダ 780円 海老とパパイヤの姉妹版。ナンプラー等で煮込んだレバーとパパイヤの融合は絶妙です。
牛肉のサラダ 850円 湯通しした牛肉をセロリ、玉葱と和えるとさっぱり風味のサラダに変身。
五目サラダ 850円 パパイヤ、胡瓜、人参、大根、豊かな大地の色彩の上に、海老と豚バラを載せたちょっと贅沢な一品。
- 著者: 太宰 治
- タイトル: 晩年
ランチメニュー紹介その2
戸塚店のみで提供するランチメニューの紹介です。
ランチメニュー
全品880円 ドリンク・蒸し春巻OR揚げ春巻・サラダセット
ドリンクはベトナムコーヒー・コーラ・ウーロン茶・
マンゴージュース・ココナッツジュースから選べます。
a.豚とナスのナンプラー炒め
b.五目イカ炒め
ライス付
c.マーカレーライス
d.焼き豚肉載せご飯
e.五目焼きビーフン
2年前ランチを始めたころから根強く残っているメニューです。歴史を感じさせるといっても言い過ぎではありません。
- 著者: 三島 由紀夫
- タイトル: 春の雪
ランチメニュー紹介その1
夜のメニューの紹介を中断して二回に分けてランチメニューを紹介します。
ランチメニュー
このメニューは藤沢店と共通です。(藤沢店はプラス消費税)
全品880円 ドリンク・蒸し春巻OR揚げ春巻・サラダセット
ドリンクはベトナムコーヒー(戸塚店のみ)・コーラ・ウーロン茶・
マンゴージュース・ココナッツジュースから選べます。
1.鶏肉のフォー 2.牛肉のフォー
3.蟹入り汁ビーフン 4.牛肉の辛口汁ビーフン
5.揚げ春巻ビーフン 6.牛肉炒め載せビーフン
7.ベトナム風チキンカレー 8.五目炒飯
ランチデザート
ライチフルーツ・グラスゼリー・緑豆のぜんざい・白玉のぜんざい 各250円
戸塚店では午前11時半より午後2時半まで上記のメニューで営業しています。もちろん、時間に余裕のある方には夜のメニューも提供しています。テイクアウトもOKです。
- 著者: 吉本 ばなな
- タイトル: 哀しい予感
湘南の風
私は店ではずっとFM横浜をかけています。日曜は定休日なので聞けないため、実際耳にするまで気づかなかったのですが、私がサイゴンにいたときにベトナム料理を研究しに来られていた人がパーソナリティをしている番組が放送されています。かなり前にサイゴン時代以来の友人から聞いていたのに、驚きを通り越して呆れました。
sunday 13:45 東京ガス
- 著者: 根本 きこ, フィリップ・トネット
- タイトル: カフェめし―海カフェ・森カフェ
- 著者: 根本 きこ
- タイトル: 根本のもと
メニューの紹介『スープ』
海老と苦瓜のスープ 780円 苦味が程よく抜けた苦瓜を海老とあっさりしたスープでお召し上がりください。
蟹スープ 850円 濃厚な蟹のエキスと溶き卵が混じりあい、定番を感じさせない新鮮さを思い出させてくれます。
パイナップルのスープ 850円 タマリンドウベースのスープに、パイナップル、トマト、オクラ、セロリ、パクチー、海老の豊富な具。ほのかに甘酢っぱ辛いスープの中には熱帯が隠れています。
- 著者: 村上 春樹
- タイトル: 中国行きのスロウ・ボート
青いパパイヤの香り
今日はメニューの紹介を一時中断してお店の名前の由来を書きたいと思います。
うちのオーナーいわく、フランス映画の『青いパパイヤの香り』からとったそうです。お店にも映画のワンシーン、ハンモックに揺られる乳飲み子を抱えた若い女性の絵がかけてあります。トラン・アン・ユン監督は『シクロ』『夏至』の作品もあります。
うちのお客さんはベトナム旅行経験者が多いので新しい情報を収集するようアンテナを張っています。お客さんから教えていただくことのほうがずっと多いですけどね。
- 著者: ウィリアム・バロウズ, 鮎川 信夫
- タイトル: 裸のランチ
メニューの紹介『前菜』
海老せんべい 380円 食前の軽いおつまみに。
生春巻 600円 これは昨日も紹介しているとおり定番中の定番です。
揚げ春巻 750円 蟹の風味が香ばしくジューシーな一品。サニーレタス、胡瓜で巻いてお召し上がりください。
蒸し春巻 680円 木耳と挽肉の中身が春巻の薄皮から透けて見えます。蒸しハム、胡瓜、もやしとともに、プチプチした食感を楽しめます。
ベトナム風肉餅 680円 挽肉と緑豆をもち米粉で作った生地で包み込みました。ヌックマムで味わいます。
お好み焼き 850円 パリパリの生地の中身は海老、豚バラ、もやし。こちらもサニーレタス、胡瓜で巻いてお召し上がりください。お好み焼きの概念を覆す一品です。
- 著者: 高橋 源一郎
- タイトル: 私生活